井上洋介さんってどんな人?くまのこウーフという絵本の内容は?

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絵本作家の井上洋介さんが、胃がんのため84歳で亡くなりました。
井上さんは「くまの子ウーフ」の独特な挿絵で知られている方です。
 
 
絵本を始め、多くの作品を手掛けていらっしゃいました。
井上さんの作品には「不条理」を感じられるものが多かったようです。
 
 
戦争中に育った井上さんは、
数々の作品を通して「不条理」を表現しようとしてきました。
 
 
絵本作品では「まがればまがりみち」「あじのひらき」や
「でんしゃえほん」「あなぼこえほん」「ぼうし」などが有名です。
 
 
画集では「木版東京百画府」、「電車画府」など、
多くの作品が残されています。
 
 

井上洋介さんってどんな人?

 
 
井上洋介さんは1931年3月7日東京都で生まれました。
戦時中だった少年時代の楽しみは、美術雑誌を眺めること。
 
 
武蔵野美術学校(現武蔵野美大)西洋画科卒行後、
絵本や漫画を数多く手掛けました。
 
 
個性的な作風で、油絵、イラストなどでも活躍し、
数々の賞を受賞してきました。
 
 
文芸春秋漫画賞、東京イラストレーターズ・クラブ賞受賞、
小学館絵画賞、日本絵本賞大賞、講談社出版文化賞、JBBY賞を受賞。
 
 
本名は井上洋之助(いのうえ ようのすけ)さんですが、
仕事上では少し変えて洋介さんになっています。
 
 

「くまの子ウーフ」はどんな絵本?

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中でも、「くまの子ウーフ」シリーズの挿絵が有名で、
自由奔放なクマの子どもが躍動する作品は、子供たちに人気でした。
 
 
代表作である「くまの子ウーフ」は、
擬人化された動物たちによって展開されるストーリー。
 
 
子熊のウーフが日常生活の中で抱いた疑問に対し、
自分なりの答えを見つけていくお話です。
 
 
ウーフは子どもらしい性格の主人公ですが、
その疑問はとても哲学的です。
 
 
自分自身がどういう存在なのか、また、命に関する話など、
人として大切な事を学べる作品です。
 
 
刊行以来、多くの人たちに読まれてきた作品です。
ウーフはお気に入り詳細を見る 遊ぶことが大好きで食いしん坊。
 
 
そんなウーフは、考えることが大好きなくまの子。
ウーフの純粋な目には、混じりっ気のない世界が映し出されます。
 
 
くまの子ウーフは井上洋介さんの挿絵によってイメージが広がり、
子供から大人まで、多くの人たちに愛されてきました。
 
 
人間の根源的な問いに対して、真正面から描いた子供文学です。
作品は全体的に「不条理」をテーマにされています。
 
 
毎日が空襲で、目の前の人が死んでいく戦争中、
井上さんは心の中で問い続けていたのでしょう。
 
 
悲惨な戦争により、不条理にさらされる人間の姿を見続け、
井上さんの作品の土台が出来上がったと言われています。
 
 
1945年の東京大空襲の日、井上さんは14歳。
焼け出され、行く当てもなく行列をつくって彷徨う人たちを見ました。
 
 
何故多くの人たちが焼きだされなければいけなかったのか、
何故多くの人たちが死ななければならなかったのか、答えは出ません。
 
 
井上さんはその「不条理」を世の中に伝えるようになりました。
子供たちが読む絵本も、その「不条理」がテーマ。
 
子供たちにとっては「笑い」がないと伝わらないと、
楽しんで読めるようになっています。
 
 
ですが、そこに隠されたメッセージは
人として大切なもの。
 
 
子供たちに多くのメッセージを残して下さった井上さんに、
ご冥福をお祈りします。
 
 

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