岩田雅裕(フリーランス医師)の経歴とプロフィールは?なぜカンボジアへ?

 

岩田雅裕(いわたまさひろ)55歳。

 

彼は国内唯一と言われるフリーランスの顎顔面口腔外科医です。

 

歯学部を卒業、歯科医の免許を取得した後、岡山大学病院で顎顔面口腔外科を学び、年間100回を超える手術の経験を積み、

 

33歳のという異例の若さで広島県内にある病院の口腔外科部長就任という大出世を遂げた人物です。

 

その後、大阪府内の総合病院で口腔外科部長を勤め上げ、2013年にフリーランスに転身します。

 

経験も実績もあり、外科部長とう出世まで遂げたにも関わらず、なぜ彼は不安定なフリーランス医師へ転身し、国外で無償の医療支援を続けているのでしょうか。

 

そこには岩田雅裕の医師として、医療に携わる者としての強い信念がありました。

 

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カンボジアの医療事情。岩田医師が見たものとは…。

 

 

2000年総合病院で口腔外科部長として勤務していた岩田医師は、報道カメラマンでもあった知人に誘われアンコール遺跡があるカンボジアシエムレアプの小児病院を訪れました。

 

そこで岩田医師が見たものは、ベッド数も全く足りておらず、満足な機器も揃っていない、日本とは比べものにならない程の過酷な医療現場でした。

 

「放っておけない。」岩田医師は強くそう感じ、日本で外科部長として勤務をこなす傍ら、年に数回カンボジアへ渡り無償で医療を行うようになります。

 

内戦が続いたカンボジアでは、深刻な医師不足になり、今もそれは深刻な問題です。

 

医療保険も充実しておらず「お金がないから」という理由で治療を受けられない人々や、簡単な手術や手当を受ければ助かったはずの命が失われているのが現状です。

 

衛生状態も悪い中、充分な場所やスタッフを確保出来なくても、岩田医師は口腔外科全ての手術をこなすそうです。

 

時には停電の暗闇の中、携帯電話の明かりだけを頼りに手術を行ったといいます。

 

「無償で治療を行う腕利きの日本人医師がいる。」と岩田医師の評判は広がり、ラオスやミャンマーなどの周辺国から声がかかるようになります。

 

日本での勤務医と海外での医療支援の掛け持ちに限界を感じた岩田医師は「病院にとどまるか、必要とされている異国の地で医療を行うか。」と悩んだ末、2013年に退職し、カンボジアでの医療支援をメインに行うフリーランス医師へ転身しました。

 

歯科医師業界初のフリーランスとしての活動。岩田医師が見据える未来とは。

 

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カンボジアで活動する資金を稼ぐために、日本国内の8つの病院で手術や治療を行っている岩田医師ですが、その収入は勤務医時代の5分の1程度しかないそうです。

 

カンボジアでは無償で医療を行い、その為の機器や道具を購入する費用、渡航費や滞在費など全て自腹です。

 

すでに貯金も退職金も使い果たしたといいます。ですが岩田医師は諦めることもなく活動を続けています。

 

岩田医師が持つ高い技術力、高くそして広いノウハウと、海外での経験を活かし、日本国内でのセミナーや

 

口腔アウトソーシング、市民フォーラムなどの活動も行っています。

 

そしてカンボジアに渡れば、医療支援を行いながら現地の医師らに医療技術を教える活動もしている岩田医師は

 

「カンボジア人だけでカンボジアの医療をまかなえるようになることが理想だ。」と言います。

 

岩田医師の活動で、将来カンボジアの医療が充実し、救える命が一つでも増えるようになって行く事を願いたいですね。

 

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