夫の暴言が理由の離婚は慰謝料を請求することが出来る?

 

夫からの暴言に苦しんでいませんか?

 

 

現在、あなたは夫婦生活に不満を感じてはいませんか?

 

 

大小様々ですが、元々他人同士だった2人ですので、不満が出てくるのが当然です。

 

 

大概の夫婦は、それをある程度乗り越え、もしくは我慢して日々生活していますが、中には耐えられなくなってしまい、離婚と言う選択肢を選ぶこともあります。

 

 

2015年度の日本国内の離婚件数は、22万5000組と言われています。

 

 

その第1位は「性格の不一致」ですが、それに次ぐ離婚理由に、「暴力」もしくは「言葉の暴力」があります。

 

 

前者は、体に外傷が残る場合が多い為、その傷を証拠・理由とした離婚。もしくは慰謝料を伴った離婚にまで漕ぎ着ける事が、ある程度可能です。

 

 

では、後者の場合はどうでしょう?

 

 

物的証拠が残らない為、離婚理由にはなり得ないと考えている人はいませんか?

 

 

そんなことはありません。やり方次第で十分な離婚理由になり得ます。

 

 

今回はその「暴言」による離婚について、お話ししていきたいと思います。

 

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夫の暴言が理由の離婚で慰謝料はとれる?

 

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まず、結論から言います。とれます。

 

 

通常の暴力とは違って傷跡とかが残らないので証拠が取れない…なんて思っていませんか?

 

 

そんな事はありません。その暴言を捕まえてしまえばいいんです。

 

 

まずは、暴言を捕まえる道具を集めましょう。

 

 

用意する物は、ボイスレコーダーとノートの2つだけで十分です。

 

 

ボイスレコーダーと言っても、そんなに良い物を選ぶ必要はありません。電気屋さんで、せいぜい2000円ぐらいで購入できます。

 

 

もしあなたが携帯電話を持っていれば、そこにボイスレコーダー機能が附属していることもあります。

 

 

まずはあなたが実際に受けた暴言を、とにかく録音して下さい。量はどれだけあってもかまいません。多ければ多いほど良いです。

 

 

それと並行して、ノートに日々の日記を綴るようにして下さい。そこに書く内容は、夫に、「何時」「何処で」「何を言われ」「どう感じた」かです。

 

 

例えば、「9月12日、リビングにて夫に「お前は本当に駄目だな!死んだ方がいいんじゃないか?」と言われ、死にたくなった」と言う具合にです。

 

 

これを毎日続けて下さい。最低でも一か月程です。1日2日ぐらいでは、説得力も何もあったものではなくなりますので、注意が必要です。

 

 

ある程度証拠が集まり、準備が整ったと感じたら、次の行動に移りましょう。

 

 

 

 

離婚成立までの時間は?

 

 

さて、証拠も集まり、いざ離婚へ…とは言っても、すぐに離婚が成立するかどうかは、人それぞれです。

 

 

離婚の方法としては、協議離婚・調停離婚・審判離婚・裁判離婚の4つに分けられ、後になるほど深刻さが上がります。

 

 

まず、協議離婚とは、裁判所等を通さずにお互いのみでの話し合いをし、合意の上で離婚する手続きです。

 

 

離婚者の9割程がこれに該当すると言われています。この場合は、離婚届を市町村役場に提出すれば完了です。

 

 

次に調停離婚。これは協議離婚の段階でお互いの話が噛み合わない…。

 

 

例えば相手が、断固として離婚したがらない、急に親権を主張し出した、慰謝料の支払いに応じない等の理由で、話がまとまらなくなってしまった場合です。

 

 

家庭裁判所で調停委員会に間に入ってもらい、離婚についての取り決めをすると言ったものです。費用は5000円程かかります。

 

 

調停離婚でもお互いの話が決まらなかった場合には、審判離婚と言う形になります。

 

 

これは調停委員によって、家庭裁判所が「当事者同士が離婚するか否か」、「慰謝料はどうするか」等の取り決めを決定すると言うものです。

 

 

ただし、審判に対しては2週間以内に家庭裁判所に対して異議申し立てをすることができ、どちらかの異議申し立てがあった場合には、その審判は効力を失います。

 

 

そして、相手の異議申し立て等から、それでも離婚が成立しないようでしたら、裁判離婚をする必要があります。

 

 

家庭裁判所で離婚訴訟をするというもので、たとえ相手が離婚を拒否したとしても、離婚と言う判決が出れば、離婚が成立となります。

 

 

裁判と言う形になる為、あなたの主張と立証(先述した証拠)が重要になってきます。

 

 

以上の4つにかかる時間についてですが、協議離婚は離婚届を提出するのみなので、お互いの合意が得られれば、比較的早く収束します。

 

 

しかし、調停離婚では大体4~5ヶ月、裁判離婚に至っては、提起から10~11ヶ月で「第1審」が終わると言ったイメージです。

 

 

更には、裁判所から指定された日時に、都合が悪くなってしまった…等と言うことがあれば、更に期間は延びると思って下さい。

 

 

いずれにせよ、協議離婚でない限りは長期戦を覚悟して下さい。

 

 

 

 

慰謝料の相場は?

 

 

恐らく、皆さんはここが一番気になると思うのですが、慰謝料の相場としましては50万~300万程だと思って下さい。

 

 

安いと思いますか?

 

 

ただし、場合によってはもっと金額が上がることもあります。

 

 

相手の職業・年収・年齢・婚姻期間の長さ(長ければ長いほど良い)等の、社会的地位から見た金額の加算。

 

 

更には、どのくらい相手に苦痛を与えたかにもよって、金額は変わっていきます。先述した「証拠」が、ここで重要な物となってくるわけです。

 

 

しかし、あくまでも「一般的な相場」となりますので、必ずしも慰謝料をその通りに貰えるとは思わないで下さい。

 

 

相手の年収や社会的地位、手に入れた証拠の量や質によっては、相場を下回る事もあり得ます。

 

 

また、調停や裁判等で、慰謝料の支払い命令が出た場合であったとしても、相手が支払わない・支払わなくなってしまうケースもあります。

 

 

その場合には、強制執行と言う形でその金額分を取り立てる事になります。

 

 

相手がサラリーマンなどの場合には、給料を差し押さえることも可能なのですが、差し押さえる財産が無い場合には、どうしようもありません。

 

 

こう言った場合で慰謝料を多く取る…と言う事は、相手が余程の人物で無い限りは、あまり考えない方が良いのかもしれません。

 

 

 

 

弁護士費用は?

 

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調停離婚や裁判離婚の場合、弁護士を雇うイメージがあるかと思いますが、実際に弁護士を雇うメリットって何でしょうか?

 

 

それは、何よりも彼らはその道のプロフェッショナルであると言うことです。

 

 

あなたが夫から酷い仕打ちを受けていたとします。

 

 

それを調停員の前や裁判で正確に訴えることができ、質問されたらどう答えるのが一番の正解か、自信を持って答えられますか?

 

 

あなたの代わりに、それを対応してくれるのが弁護士と言う存在です。

 

 

こう言った場面では、必ず利用することをおすすめします。場合によっては、夫の方が弁護士を雇っていた…等と言う場合には、必ず必要になります。

 

 

気になる費用についてですが、安くはありません。

 

 

着手金と報酬金が発生し、調停離婚の場合では着手金として20万円程、調停で離婚が成立した場合には、更に20万円程度の報酬金が必要になります。

 

 

これが裁判になった場合、かかる費用はその倍と考えて下さい。

 

 

先述した慰謝料の相場を見て頂くとわかるかと思いますが、場合によっては弁護士費用の方が高くかかってしまうケースも考えられます。

 

 

しかし、あくまでも個人的にはですが、弁護士を雇う事を強くおすすめします。

 

 

何故なら、調停離婚や裁判離婚が終わった後に、後悔することだけは避けて欲しいからです。

 

 

離婚が終わりではありません。お互いその後にも残りの人生はあります。

 

 

「あの時こう言えば良かった」などと後悔するよりは、「弁護士さんにこう言って貰えてよかった」と言う晴れやかな気持ちで、新しい1歩を踏み出して欲しいからです。

 

 

 

 

最後に

 

 

もし、あなたが今、夫からの精神的暴力に悩んでいたとしたら、すぐにでも行動を起こして下さい。

 

 

普通に生活をしている限り、肉体的には傷つかなくとも、その心は日々蝕まれていってしまいます。

 

 

それに耐えた所で、ある日夫が「人が変わったかのように」良くなる…などと言う都合の良いことは、まず起こり得ません。

 

 

「夫に良い仕事が見つかったら変わる」・「子供が生まれたら変わる」そんな甘い考えは捨てて下さい。

 

 

あなたの人生の主役はあなたであって、夫ではありません。そう悩んでいる時点で、既に夫婦生活は破綻していると世間は見なします。

 

 

やり直すのならば、早い方がお互いにとっては幸せです。離婚すると言う事は決して恥ずかしい事ではありません。

 

 

むしろ、不満を抱えたまま、何十年も我慢し続け、心を病んでしまう方が余程恥ずかしい事ですよ。

 

 

あなたの幸せの為に、迷っている方は1歩からでも行動を起こしてみてはどうでしょうか?

 

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