イタコの口寄せってどんなものか本物なのか正しく知っていますか?恐山のイタコさんが有名で、最後のイタコと呼ばれる松田広子さんは、メディアなどでも取り上げられて有名みたいです。
イタコさんとはどんなもので、最後のイタコと呼ばれる松田広子さんのプロフィール、料金や予約方法などを調べてみました。
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恐山のイタコは本物?

恐山は青森県の津軽半島に位置する三大霊場のひとつで、「人は死ねば(魂は)お山(恐山)さ行ぐ」という言葉もあるそうです。
菩提寺が建立されている恐山は、火山でもあり境内には温泉も湧いています。
戦後から恐山大祭や恐山秋詣りといった時には、イタコの口寄せが行われて大行列になることでも有名です。
東北地方には古くからイタコさんと呼ばれる巫女がいて、厳しい修行を積んで霊を自分に降霊させて会話の出来る「口寄せ」を行ったり、お祓いや占い、神事などを行う人が一般的にいたそうです。
ひと世代前までは地区に一人は必ずいるくらいで、人生相談にものる心理カウンセラーのような身近な存在だったそうです。
恐山で口寄せを行っているイタコさんは、以前は10人以上いたそうですが現在は3人、2人、1人と存続が危ぶまれています。
本物という意味が、霊能力があるかどうか?となると断定できませんが、東北の伝統的なイタコさんかどうか?ということなら本物ではないでしょうか。
恐山のイタコの料金は?
恐山のイタコの口寄せは、口寄せしたい人の名前と生年月日に亡くなった日付を伝え、祝詞のようなものを上げてもらい、霊が憑依するとイタコさんが一方的にお経のようにしゃべり続けるというものだそうです。
「遠いとこ、よう来た」や「みんなで力を合わせて頑張れ」なんていう定番のフレーズもあり、最後に1回だけ「なにか聞きたいことはあるかね?」とこちらから質問できる形式で終了です。
一人降ろす毎に5000円が相場だそうで、さらにお金を払えば二人三人と口寄せしてもらうことも可能だそうですね。
恐山のイタコの予約について
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恐山で口寄せを行っているイタコさんですが、恐山の菩提寺とは何の関係もないので恐山寺務所へ問い合わせても何もわからないそうです。
イタコさん達は恐山に住んでいるわけでもなく、大祭期間中に通いでやってきているというわけです。
大行列が出来ていることもでもわかるように、恐山の口寄せは予約制ではなく並ぶしかないのが現状です。
恐山の大祭期間以外では行っていないのか調べたところ、最後のイタコと呼ばれる松田広子さんのHPには「お問い合わせ」メールフォームがありました。
自宅でも口寄せを行なっているそうですが、連絡先の公開はしておらず、折り返し連絡で日時の調整をしているようです。
松田広子のプロフィール
松田広子さんは1972年の青森県八戸市の生まれで、今年で45歳を迎える現役イタコの最年少です。
東北地方に残る南部イタコは八戸市が発祥で、体の弱かった松田さんは幼少期からイタコさんにお世話になっていたとか。
中学3年生の時にイタコになることを決意、高校生で厳しいイタコ修行を行い、高校卒業後に恐山でデビューを果たして、南部イタコ6世代目として活動を始めます。
「最後のイタコ」という本を出版し、イタコの世界の裏側や、口寄せ以外のイタコの仕事のことなどが紹介しています。
プライベートでは2児を育てるシングルマザーで、子育てが一段落したら弟子もとりたいそうですが、このお仕事は簡単になり手は見つからないのでしょうね。
スマートフォン向け「LINE占い」が、開設初日でランキング1位に輝くなど、今の時代ならではの活躍も期待できそうです。
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初めまして。
去る5月に妻が事故で逝去いたしました。
事故死と思われますが現認者がいません。
どうしてそうなったのか妻の口から聞きたい、と思いメールいたしました。
勝手なお願いですが、8月11日から8月20日の間であれば是非口寄せをお願い
したいと思います。
コメントありがとうございます。大変つらいですね。お悔やみ申し上げます。
私は口寄せについて記事を書いているだけですので、もしよければ下記サイトにてお問い合わせしてみてください。
https://www.itako.net/