イノシシ(猪)肉の寄生虫がヤバい?下処理(臭み取り等)や食べ方を紹介!

イノシシといえば、猪突猛進、というだけあって強い動物というイメージ。

山でもし遭遇したら全速力で逃げます。間違いなく。

小さいときはウリボーといって、ウリのような柄がついていてかわいいですよね。

画像引用:http://livedoor.blogimg.jp/amosaic/imgs/

しかし、そんなイノシシも英語でいうと「WILD PIG」
直訳すれば、「野生のブタ」要するに「豚」です。ちなみに中国では「猪」の字は豚を表します。

そう考えると、イノシシも食べられるのか?って興味が沸いてきませんか?

魚だって養殖よりも天然物のがおいしいことを考えると、とんでもない美味なのではないか?

そんな未知なる美味を秘めていそうな、野生の獣(主にイノシシやシカ)を食べる料理が「ジビエ料理」です。

ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。

最近では狩猟や有害捕獲されたシカやイノシシを野山に廃棄することなく、食肉として有効活用をする協会(一般社団法人日本ジビエ振興協会)もあります。

画像引用:http://www.gibier.or.jp/recipe/1628/

最近ではジビエ料理としてイノシシの肉を食べられるレストランもあります。

数ある野生動物の肉の中で、イノシシは鍋にして牡丹鍋など、日本で古くから食されていた食材ですので、安心して食べられるような気がします。

食べた人の感想を聞いてみると意外にも臭味は強くなくて、少し甘味があり、煮れば煮るほどやわらかく、うま味の強い肉だそうです。


 

美味しいらしいイノシシ肉。でも、恐ろしいところも

そんなイノシシ、やっぱり野生の獣ですので、安心して食べられる食材とは言えません。

野生のイノシシやシカの、背ロースやモモ肉にはかなりの確率で住肉胞子虫という寄生虫がいるそうです。

この寄生虫がついた肉を生食すると、食後数時間で、一過性の下痢、おう吐、腹痛などの消化器症状が起きるそうです。

この寄生虫は馬肉にもついていることがあり、馬刺しを食べて発症することも多いそうです。

肉をマイナス20℃(中心温度)で48時間以上冷凍処理することで食中毒を防ぐことができるそうです。

この寄生虫は食べることで食中毒にはなるものの、人間に寄生することはありません。

画像引用:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/musi/30.html

他に、 有鉤条虫(いわゆるサナダムシの一種)が寄生しているイノシシも多いそうです。

有鉤条虫が寄生した畜肉を、十分加熱せずに食べた場合、腸の中で成虫(有鉤条虫)となります。

人間の体内で成虫になった有鉤条虫は体の様々な場所に寄生し、脳に寄生することもあります。

大量に寄生すると脳が虫だらけになることもあるそうです。

有鉤条虫が脳に寄生すると、体が痙攣したり、意識を失ったり、失明したり、場合によっては死亡することもあるそうです。

 

画像引用:http://gaityuusaraba.blog.jp/archives/50459786.html

この寄生虫も肉を食前にマイナス5℃で4日間、マイナス15℃で3日間、マイナス24℃では1日冷凍すれば、死滅させる事が出来ます。

そして調理の際には、肉の中心部までしっかりと加熱しましょう。

 

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安心してイノシシを食べるには?

イノシシに寄生する寄生虫はわかっているだけでも数種類もあります。

ましてや野生の獣はどんな食生活をしているかもわかりません。

イノシシを食べる際に寄生虫による被害を避けるには、

・-20℃で48時間以上の凍結をした肉を食べる
・調理の際には、しっかりと中まで火を通して寄生虫を死滅させる

この二つが重要です。

また料理の基本ですが、肉を処理する際には、まな板、包丁など使用する器具を他の食材(野菜など)と必ず使い分け、処理が終わるごとに洗浄、消毒をして、衛生的に処理することも重要です。

菌や寄生虫の危険が高いイノシシ肉調理の際にはいつも以上に気を付けるべきです。

また臭みを取るにはしっかりと血抜きすること、ゆでこぼししてアクを除くこと、またワインや酒に浸ける、香辛料をしっかり使って調理することがポイントです。

イノシシのおいしい食べ方

毎日規則的に食事をとって畜舎で雨風に守られて丸々と太った豚と違い、野山を駆け巡り土に穴を掘り、泥にまみれて育ったイノシシは、脂肪分は少なく筋肉が発達しているでしょう。

そう考えると、下処理をきちんとすれば、豚肉に合う料理ならば何でも活用できそうです。

また豚の脂身と違い、猪の脂身はしつこさがないそうです。

そして、しっかりとした血抜き処理と冷却を行うことで、獣臭さもおさえられます。

画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Botan_nabe_by_woinary_in_Ginza,_Tokyo.jpg

食べ方としてはやっぱり日本古来の「牡丹鍋」として野菜、根菜、きのこ、麩、豆腐などと鍋にするのがおいしいそうです。

他には香辛料との相性が良いので、カレーにしたり八角をきかせて角煮やチャーシューにするのも美味だそうです。

 

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まとめ

イノシシの肉について調べれば調べるほど、おいしそうで一度は食べてみたくなりました。

でも、イノシシに巣くう寄生虫は本当に恐ろしいです。

そう考えると、安心して食べられる豚肉でいいか…という気にもなります。

まあでも、イノシシに見つかる寄生虫も、豚や馬肉にもいないわけではないですから、衛生的に処理されているものならば、一生に一度は食べてみたいものです

 


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